2018年の1月に発行された新しい本です。
読み聞かせの本選びの参考にしてください。同じ著者の過去の作品も案内しています。
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『くらやみのゾウ ―ペルシャのふるい詩から―』 
再話: ミナ・ジャバアービン
絵: ユージン・イェルチン
訳: 山口文生
出版社: 評論社
発行日: 2018年01月20日
出版社からの内容紹介(一部)
大商人のアフマドが、インドから連れてきた大きな生き物。村人たちは、くらやみの中で生き物にさわって「ヘビのよう」「木の幹みたいだ」「扇のようだ」と大騒ぎ。
引用元:『絵本ナビ』
著者(ミナ・ジャバアービンさん)の他の作品
なし
作画者(ユージン・イェルチンさん)の他の作品
- 『アルカーディのゴール』
(文も)
- 『スターリンの鼻が落っこちた』 (文も)
訳者(山口文生さん)の他の作品
Twitterでの続き
ペルシャの詩をもとにした話ということで、古代ペルシャをイメージしてたが、「アフマド」という名前が出てきたので、イスラム圏になってからの話だと気づいた。絵をよく見ると服装がわりと現代風だが、20世紀の話?
「ペルシャの詩人ルーミー」で検索すると、13世紀のジャラール・ウッディーン・ルーミーらしい。当時のイランはホラズムからモンゴルのイル・ハン国の時代だ。そうなるとこの服装はちょっと違うようだけど、その辺は気にしない方がいいのか。再話だから現代風にアレンジしてるかもしれないし。
文章を書いたミナ・ジャバアービンさんはイラン人だが、絵のユージン・イェルチンさんは旧ソ連の人だ。どういう繋がりがあるのだろう? 元々外国で出版された本を持ってきたのか、それとも評論社が独自に作った「絵」本なのか。(文だけあって後から絵を追加とか)
訳の山口文生さんは、見事に評論社で本を訳しているようだ。 そういう関係性というのもあるのかな? その辺の事情は詳しくないのでよく分からない。
山口文生さんの作品紹介で『プーさんと であった日 世界でいちばん ゆうめいなクマのほんとうにあったお話』 を選んだのは、もちろん最近よく目にしたからだ。氷上に投げ込まれる大量のプーさんのぬいぐるみを!
プーさんと言えば原作者のA・A・ミルン。 中学生の頃推理小説ばかり読んでいた。ミルンが唯一手掛けた推理小説『赤い館の秘密』、読んだはずなんだけど内容がまったく思い出せない・・・。


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